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執筆者の写真郡司大地

2022/09/17 涸沼川釣果報告 IMI様

台風14号が九州に上陸しそうなニュースが流れる

シルバーウィーク前半

炎の三連投は🔥月曜日がキャンセルになり二連投に🔥

涸沼川の天気は夏日模様

風は気持ち良さも感じるが日差しは容赦無さそうな空

所謂一つの観光日和🌞

誰が付けたかシルバーウィーク

何故か初老の自分には気になるネーミング

例年シルバーウィークは天気が良く無い

確か去年も台風だった

950を切る勢力が日本に差し掛かる

周りの高気圧が1,000くらい

単純に見積もると50メートルの風が吹いて然り

こんな地球に誰がした?

温暖化の警鐘は巨大国家元首達の耳に届く事はなく

対応無き侭ズルズルと歯止めが効かないレベルに達してきた

少なからず釣りと言う遊びにもその影は影響を落としている

もう数年で、、、そんな危機感は、、、僕等は何を如何備えればいいのだろう

空に浮かぶ雲は秋模様と夏模様が混在する

昔から変わらないものはもう空だけなのだろう、、、

私は現在五十五歳振り返るのも嫌なほどな長く生きてきた

そう50年って結構長いわけです

釣りとは思い出のtrace🎣

思い出を辿り懐かしさに触れることができる物

振り返ることは後悔もある

思い出に浸り古き良きを思い出す機会でもあり

新たな思い出の入り口でも有る

そこに戻れないことに哀れみを感じずに居られない、、、

当店も盛況期があった

先々代の群司次郎正(ペンネーム)は小説家で

ここが気に入りあれこれあって此処に住み着き釣船屋を始めたそうだ

私の記憶に微かに残る祖父はいつも部屋で何かを書いていた

部屋行くと煩いと言われ追い出された

一緒に何かした記憶は皆無だが蚊に食われると

鶯色の薬を塗ってくれた

私は生まれも育ちも都心で

連休や学校の季節休暇時しか此処に居なかった

しかしいつでも釣りができる此処が大好きで

人生前半の楽しみは此処しかなかった

その昔、お店の入り口が土間で右が5、6人座れる食堂的な所

奥には広間があり布団が押し入れにたくさん有る

遠方からのお客さんは此処に泊まり釣りを楽しんだ

土間にはいつも船頭が数人居て煙草を燻らせお茶や酒を飲んで

あぁでもねぇこぉでもねぇと雑談の花が咲いていた

家の前には川舟が何艘もあり

竹を割って作ってあるハゼ釣り用の小さな竿に

餌小屋に山積みになっている餌箱から

小分けにしたゴカイを小さな釣り針にひっかけ

舟の間に仕掛けを滑り込ませると

ハゼが釣れた🎣

それを親父が捌いてくれる

食堂に持って行くとおばぁちゃんかお袋が天ぷらにしてくれた

仕掛けが壊れると土間の船頭達が糸の結び方や仕掛けの具合を教えてくれた、、、私の釣りの原点だ

はるか昔は午前と午後で客さんの入れ替えがあり

釣り舟は何十艘も浮かんでいた🚣🚣🚣

朝も昼もお客さんが居た

出発前食堂でしじみ汁と納豆で食事をする人

AMPM通しのお客さん中には

店屋物を釣りをしている舟まで届けるVIP級もいた

私の記憶にはないがキオスク的なふねがお茶や酒、ちょっとした摘みにタバコを売っていたそうだ

時々ついでに頼んでくれたカツ丼は私の大好物であった

朝便から戻った船頭があそこが良いだの悪いだの

情報を交換しては午後便が出る

たくさん舟が出ると舟の隙間が広がる

私の釣り場は広くなるのである

そそくさと気に入っている場所に餌を入れるとハゼが釣れた

左端はカニとゴリが釣れる場所

真ん中辺がハゼのポイント🎣

右端はマルタが釣れるがリールが付いていないと釣れない

やく20メートル程の幅の中に私なりのポイントは確立されていた

次の日もまた次の日も🎣

積み重ねる記憶は私を釣りに引き込んでいった

そんなこんなで私は今此処で船頭をしている🎣

ウチに来てくださるお客様は子供の頃に親と来ていた記憶がある方が多い

私も此処が好きなので記憶を辿りご来店頂ける方には特別な思いがある

今日のお客様も然りでその記憶は50年前遡るそうだ

しかも2年越しの予約がやっとコンプリート💦

タイミングが合わず今日になってしまった

私が此処でハゼ釣りに夢中だった頃ご来店頂いていたお客様な訳です

最盛期を知る方にとって今の涸沼川は、、、

ゆっくり目の出船は小潮で流れ穏やか

みそやさんがバイパス下から更に上流へ向かうのを目視

此処最近厳しい釣果の涸沼川

みそやさんとて例外ではないだろう

私は悩んだ末に三又を選択

先週末釣果から型が下流の方が良かったのと

潮が効かないので良型キビレを期待しての選択🚣‍♀️💨

風は台風が影響してか南向き3メートルくらい

潮とは逆なので留め難い、いきなり二丁掛スタート

しかも初見のお客様なので前錨を頼むわけにもいかず前行ったり戻ったり

足元綺麗なお客様だったのでそれは助かる😊

釣りスタートは実にいい感じの潮

スタートダッシュを決めたい❤️💨🎣

50年ぶの海門橋の風景は

お客様の知っている風景とシンクしてくれた様だ😊

懐かしさを眺める顔は実に優しいいい顔をするものなのです👍

此処で釣果も懐かしんで欲しい船頭さん

あの手この手を出してみるのですがメゴチが掛かっただけ😭

参ったな、、、舟は小幡へ

水が澄んでてドピーカン🌞浅いとこは無理判断

幸いギャングフィッシャーはいないので深い方に着けてみる、、無音😭

那珂川絡みは諦めて養満場へ向かう

停めやすい流速は川の中心を選択

右気味でもう少し流心があってよかったがセイゴの類の生命感がまるで無い

カイズ、キビレに期待を寄せるとどうしてもよれに寄っていく

暫くするとチャカチャカと落ち着きの無いカイズっぽいあたり

魚達は何故か那珂川の水が嫌なのか此処で初めて生命反応

俄に船が盛り上がる😀

IMI様&ARI様とてもとリズムの良い会話なので宛らトーク番組みたいでしたが

釣りというのはあたりが出ると会話は一気にヒートアップするもの

釣れている動画よりこのトークをSNS中継したいくらいwww🤗

小さいながらカイズが釣れて50年ぶりの涸沼川をやっと実感してもらえました\(^o^)/

釣りよりトークが盛り上がる状態の船中😃

70年の人生を50年戻れた感じってきっと満足感なんだろうなぁ😀

そして舟には珍事的なことが



二週間前噂に聞いていたショゴ(勘八の幼魚)が!(◎_◎;)

過去ここで平目釣れた事あるけど青物系は初めて

因みにARI様はそういうタイプの釣り人なんだとか😀持っているタイプだと言える🎣

移動を重ね🚣魚を求め涸沼川を移動するたびに

IMI様の目線は昔の風景と今をシンクロさせているようだ

瞳の奥には昔の風景が蘇っているのかも

見つめる先になんとも言えないロマンを感じるのです

釣り終は近くの旅館で釣った魚を楽しみにしているお話なので

なんとかお刺身級を釣り上げてもらいたい船頭さん🎣

何度か移動を重ねて



なんとかかんとかお刺身になるかもね?級をゲッチュ!!!

🎣IMI様のサイコ王笑顔に船頭さんやっと一安心😮‍💨

思いを寄せることはそれぞれの人生の重みで誰にも分からないこと

それを追うことを夢といったり愛といったり

情熱という表現を使う場合もある

生きるエネルギーの源がそれなんだと思う

この風景に会うために2年越しの御予約有難う御座います

とても良い釣果だったとは言えないけど

御客様の満足を幾らかでも満たせば良い船頭ができたはずと感じています

宿泊予定の南風荘前の丘から見下ろす夕焼けと涸沼川はとても綺麗です

今日に浸れる時間があったと信じて次回のお越しお待ちしております

全然不調な涸沼川😭魚は何処へ行ったやら🎣

釣果以外に満たすものもあるのだと勉強させていただいた今日に感謝

観光シーズン本番です🍁

突然絶好調になるとは思えませんが

舟でのんびり釣りをしてみませんか?

御来店お待ちしております

釣りってたのしぃ🎣♪


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